デジタル大辞泉 「多相交流」の意味・読み・例文・類語 たそう‐こうりゅう〔タサウカウリウ〕【多相交流】 周波数が等しく、位相が異なる二つ以上の交流を一組にした電流。誘導電動機の始動が容易な三相交流が広く用いられる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「多相交流」の意味・わかりやすい解説 多相交流たそうこうりゅうpolyphase current 周波数,振幅が同じで位相の異なる多数の正弦波の組合せを多相交流という。組合せの数が n個の場合,それぞれの位相の差はどれも同じ2π/nで,これを n相交流という。 n=3の三相交流が最も広く用いられる。電源や負荷との接続方法には星形接続とΔ 接続とがあり,n本の導線で回路を構成することができる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報