多重仮想記憶(読み)たじゅうかそうきおく

ASCII.jpデジタル用語辞典 「多重仮想記憶」の解説

多重仮想記憶

仮想メモリー仮想記憶)を採用したシステムうち、異なるプロセスOSの場合はアプリケーション仮想化されたコンピューターの場合は仮想マシン)に与えられる仮想メモリー空間の仮想アドレスが重複する方式を採用しているものを多重仮想記憶と呼ぶ。管理側(多くの場合MMU)は、テーブル(表)を利用して仮想アドレスと物理アドレス相互変換する。対して、単一仮想記憶では、アドレスが重複しないよう仮想メモリー空間がプロセスに提供される。

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