デジタル大辞泉 「夜居」の意味・読み・例文・類語 よ‐い〔‐ゐ〕【夜居】 1 夜の間、勤めの場所に詰めていること。とのい。宿直。「これは―の人々の目ざましに給へ」〈宇津保・あて宮〉2 加持・祈祷きとうのため、僧が夜間貴人のそばにつき添っていること。また、その僧。「―にさぶらひてねぶりたる、うちおどろきて陀羅尼だらに読む」〈源・総角〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「夜居」の意味・読み・例文・類語 よ‐い‥ゐ【夜居】 〘 名詞 〙 夜間、寝ないで詰めていること。特に、僧侶が加持祈祷などのために、夜間、人に付き添っていること。[初出の実例]「これはよゐの人々のめざましに給へとてなん」(出典:宇津保物語(970‐999頃)あて宮) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例