…夜間のそば行商がいつごろから始まったかは明確でないが,1686年(貞享3)には,めん類の夜売りが煮売り仲間から独立した業種として認められたばかりでなく,煮売りの筆頭にのし上がった。江戸ではこれを〈夜鷹そば〉,京坂では〈夜啼(よなき)うどん〉と称した。夜売りの期間は,陰暦9月から雛の節句である3月3日までと限られていたが,寛政(1789‐1801)末以降は期限が延びた。…
…明治中期,3代柳家小さんが,上方の《時うどん》を改作した噺。むかしは〈夜鷹そば〉などというそば屋が往来を流していたが,そのそばを食べた男が,代金が16文と聞き,〈ひい,ふう,みい,よう,いつ,むう……何時(なんどき)だい〉〈八つで〉〈ここのつ,とお……〉と2文ごまかした。与太郎がまねしようとしてそば屋を呼びとめ,〈ひい,ふう,みい,よう,いつ,むう,なな……何時だい〉〈四つで〉〈いつ,むう,なな……〉と3文損をした。…
※「夜鷹そば」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...