精選版 日本国語大辞典 「大おろし」の意味・読み・例文・類語 おお‐おろしおほ‥【大おろし】 〘 名詞 〙① 浄瑠璃の曲節の一つ。大序に用いるおろしのことで、長い旋律でゆっくりと荘重に納める。② 太鼓の打ち方の一種。初め大きく、次第に小刻みに打っていって打ち上げる手法。[初出の実例]「うしろ座しきは楽屋ゆゑ耳もとにて、ドロン、ドンドンドンと大おろし」(出典:滑稽本・八笑人(1820‐49)四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例