大ヶ洞村(読み)おおがほらむら

日本歴史地名大系 「大ヶ洞村」の解説

大ヶ洞村
おおがほらむら

[現在地名]萩原町大ヶ洞

奥田洞おくだほら村の東、飛騨川南岸と北流する大ヶ洞谷の扇状地に広がる。飛騨川沿いに飛騨街道が通る。古くは東の宮田みやだ村のうちで、分村の際大鋤(鍬)洞と称し、のち大ヶ洞の字をあてるようになったと伝える(斐太後風土記)。慶長一八年(一六一三)の飛騨国郷帳では上呂じようろ宮田村に含まれる。元禄八年(一六九五)検地帳(今井文書)に村名がみえ、高七三石余、田五町一反余・畑三町三反余、家数一九。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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