大久保甚五左衛門(読み)おおくぼ じんござえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大久保甚五左衛門」の解説

大久保甚五左衛門 おおくぼ-じんござえもん

1802-1864 幕末武士
享和2年生まれ。常陸(ひたち)水戸藩士。小姓頭,用人,大番頭などをつとめ,家老となる。元治(げんじ)元年天狗(てんぐ)党の乱で,保守派市川三左衛門と対立。藩主名代松平頼徳とともに那珂湊(なかみなと)でたたかったが,捕らえられ同年10月16日処刑された。63歳。名は忠貞通称は別に甚十郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android