精選版 日本国語大辞典 「忠貞」の意味・読み・例文・類語 ちゅう‐てい【忠貞】 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 忠義と貞節。まめやかで、志操の正しいこと。また、そのさま。[初出の実例]「雖後美名勿朽、忠貞彌芳、而与今行懸殊、豈可同日而語哉」(出典:家伝(760頃)上)「唯上には一人(じん)を仰ぎ奉て、忠貞(テイ)に私なく、下は百姓を撫で、仁政に施ある故也」(出典:太平記(14C後)二)[その他の文献]〔書経‐君牙〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「忠貞」の読み・字形・画数・意味 【忠貞】ちゆうてい 忠義と貞節。〔左伝、僖九年〕臣其の股肱(ここう)の力を竭(つく)し、之れに加ふるに忠貞を以てせん。其の濟(な)るは、君の靈なり。濟らずんば、死を以て之れに繼がん。字通「忠」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報