大久須見村(読み)おぐすみむら

日本歴史地名大系 「大久須見村」の解説

大久須見村
おぐすみむら

[現在地名]明方村大谷おおたに

吉田よしだ川支流の洞野ほらの川流域に位置し、北は二間手ふたまて村、南は小久須見こぐすみ(現八幡町)永禄(一五五八―七〇)頃、在地土豪に「久須見 和田仁兵衛」「久須美之内 大坪氏」がいた(「秘聞郡上古日記」県立図書館蔵など)正保郷帳に村名があり、田方一〇五石余・畑方九三石余。宝暦四年(一七五四)の村明細帳(名畑文書)では家数三一(水呑二・寺一)、人数一六八、馬一八・牛六。天明六年(一七八六)の宗門人別帳(大坪文書)では妻子持の譜代や、法名で登録された旦那百姓がみえる。明治五年(一八七二)の村明細帳では家数三五・人数二四六、馬二四・牛四、職人六・医師一。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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