大内弘直居館跡(読み)おおうちひろなおきよかんあと

日本歴史地名大系 「大内弘直居館跡」の解説

大内弘直居館跡
おおうちひろなおきよかんあと

[現在地名]田布施町大字波野 波ノ市

いち台地にある、中世中頃波野はのを領した大内弘直の居館跡。

弘直は大内弘幸の弟で新介、波野殿と称された。足利尊氏追討以来兵をあげて足利方の周防守護大内長弘と対抗。敷山しきやま(現防府市)落城ののちに上野頼兼と戦い、建武三年(一三三六)七月石見国那賀なか郡の大山おおやま(現島根県那賀郡三隅町)において戦死

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 一族 大山 地名

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む