日本歴史地名大系 「大内弘直居館跡」の解説 大内弘直居館跡おおうちひろなおきよかんあと 山口県:熊毛郡田布施町波野村大内弘直居館跡[現在地名]田布施町大字波野 波ノ市波(は)ノ市(いち)の台地にある、中世中頃波野(はの)を領した大内弘直の居館跡。弘直は大内弘幸の弟で新介、波野殿と称された。足利尊氏追討以来兵をあげて足利方の周防守護大内長弘と対抗。敷山(しきやま)城(現防府市)落城ののちに上野頼兼と戦い、建武三年(一三三六)七月石見国那賀(なか)郡の大山(おおやま)(現島根県那賀郡三隅町)において戦死。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by