大切り(読み)ダイギリ

デジタル大辞泉 「大切り」の意味・読み・例文・類語

だい‐ぎり【大切り/台切り】

杣角そまかく両端を切り取ること。
木挽こびき用の大形の横挽きのこぎり両側に柄をつけ、二人で交互に引く。
棒状鋼材の切断機。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「大切り」の意味・読み・例文・類語

だい‐ぎり【大切・台切・大鋸】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 大形ののこぎり。大鋸(おおが)
    1. [初出の実例]「籠材木大きりひきの儀に付」(出典:梅津政景日記‐慶長一七年(1612)九月二二日)
    2. 「台切(ダイギリ)鋸切生木の成敗、次第に食ひ入る肉と皮、骨に当ってきっしきし」(出典浄瑠璃・三荘太夫五人嬢(1727)五)
  3. ニワトリ唐丸(とうまる)のうちで、とさかのようになったものをいう。〔本朝食鑑(1697)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android