大加茂村(読み)おおがもむら

日本歴史地名大系 「大加茂村」の解説

大加茂村
おおがもむら

[現在地名]下田市大賀茂(おおがも)

吉佐美(きさみ)村の北、大賀茂川上流に位置する。同川は村内南部を東流し、途中で南に向きを変える。大賀茂村とも記す。古くは吉佐美村の一部であったが、承応三年(一六五四)分村し、寛延(一七四八―五一)頃に上大加茂村と下大加茂村に分離したが、郷帳類では一村として扱われる。地名の由来は賀茂郷の末にある「尾賀茂」によるという(増訂豆州志稿)。江戸時代は初め幕府領、元禄一一年(一六九八)旗本筑紫領となり幕末に至る(「伊豆国知行渡村々高辻覚」小川家文書、「韮山町史」)。元禄郷帳には吉佐美村枝郷と肩書されて村名がみえ、高二九三石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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