日本歴史地名大系 「大原城跡」の解説 大原城跡おおはらじようあと 兵庫県:三田市大原村大原城跡[現在地名]三田市大原 掘切武庫(むこ)川東岸、東方から平野に迫り出した比高約一〇メートルの台地端に築かれた中世の城跡。城主は大原氏とされる。元亀二年(一五七一)一一月一一日の有馬国秀宛行状案(余田文書)によれば大原新丞が有馬国秀に「和田分皆識」を宛行っている。本丸は東と南に土塁を配し、東側に十数メートル幅の大きな空堀を隔てて二の丸がある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by