日本歴史地名大系 「大台野遺跡」の解説 大台野遺跡おおだいのいせき 岩手県:和賀郡湯田町湯田村大台野遺跡[現在地名]湯田町 湯田奥羽山脈の西縁、山間に開けた沢内(さわうち)盆地中央の鬼(おに)ヶ瀬(せ)川と細内(ほそない)川が形成する舌状の洪積段丘(川尻段丘、標高二七八メートル)上にある。遺物は約二万平方メートルの範囲に散布している。このうち約三〇〇〇平方メートルの発掘調査が行われた。県内において調査された旧石器時代遺跡の代表的なものである。川尻(かわしり)段丘は四層に分れ、上位二層がさらに八文化層に細分される。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by