大叶鉱山(読み)おおがのこうざん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「大叶鉱山」の意味・わかりやすい解説

大叶鉱山
おおがのこうざん

栃木県佐野市宮下町にある吉沢石灰工業の石灰石鉱山。 1873年に創業された。この地区の地質秩父古生層に属し,下部から輝緑凝灰岩,下部石灰石,ドロマイト,上部石灰石,チャートおよび砂岩となっている。稼行対象となっている上部,下部石灰石およびドロマイトは厚さそれぞれ 50~100mで緻密良質である。鉱区は4区に分かれ,ドロマイトはサブレベル法による坑内掘り,石灰石は階段採掘法による露天掘りを行なっている。生産の約 57%がドロマイトで製鋼用耐火材および溶剤,石灰石は生石灰および消石灰製造,砕石原料にあてられている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む