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鉱区 こうく

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

鉱区
こうく

鉱業権者が鉱物の採集を行いうる登録を受けた一定の土地の区域をいう。その境界は直線で定め,地表の境界線の直下を限りとしている (鉱業法5,14条1項) 。鉱区の面積については,その最大限度は 3.5km2と定められて (14条3項) ,最小限度は鉱物の種類に応じてそれぞれ定められている (14条2項) 。

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デジタル大辞泉の解説

こう‐く〔クワウ‐〕【鉱区】

鉱業権を得て、採掘などの活動をすることを許された区域。採掘鉱区試掘鉱区・租鉱区がある。

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百科事典マイペディアの解説

鉱区【こうく】

鉱業権が登録され,鉱物を採取できる土地の区域。直線で他と区画され,地下深度は無制限。鉱業権の種類により試掘鉱区,採掘鉱区,租鉱区の別がある。
→関連項目鉱業法租鉱権

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世界大百科事典 第2版の解説

こうく【鉱区】

鉱業法による登録を受けた一定の土地の区域であって,鉱業権者が登録鉱物と,これと同種の鉱床中に存在する他の鉱物の採掘を独占的・排他的に行いうるところ鉱業権の設定・変更の出願が許可され,登録税が納付されたときに,鉱業権の設定・変更の登録,鉱業原簿への記載,登録番号と登録年月日を記載した鉱区図の作成が行われて鉱業権者に交付されるとともに,鉱区図は鉱区図帳に登録番号の順に綴り込まれ,鉱業原簿の一部とされる。

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大辞林 第三版の解説

こうく【鉱区】

鉱業権の及ぶ土地の範囲で、鉱物の試掘または採掘を許可された区域。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

鉱区
こうく

鉱業権の及ぶ土地の区域をいう。鉱区の境界は直線で定め、横にはその直線の地表の境界線の直下を限りとし、深さは人力の限度において無限に及ぶ。鉱区には試掘鉱区、採掘鉱区、租鉱区がある。鉱区は、鉱物資源の合理的開発の見地から細分することは好ましくないため、石炭、石油、アスファルトおよび可燃性天然ガスについては15ヘクタール石灰石、ドロマイト、珪石(けいせき)、長石、ろう石、滑石および耐火粘土については1ヘクタール、その他の鉱物については3ヘクタールを下ることができない。砂鉱については最低の定めがない。また一鉱業権者による広範囲の区域の独占を避けるために、鉱物の合理的開発上やむをえない場合のほか、350ヘクタールを超えることができない。鉱区は、鉱床の位置・形状と適応した適正な規模であることが望ましいので、鉱区の増減・分割合併が認められ、場合によっては通商産業局長が鉱区の増減の出願を命じ、または鉱業権者間で鉱区の増減の出願について協議するよう勧告し、協議が調わないときは当事者は通商産業局長の決定を申請することができる。また公害等調整委員会において、鉱物の掘採が一般公益または一般産業と対比して適当でないと認めるときは、鉱物を指定して鉱区禁止地域を決定することができる。旧鉱業法では、皇居、離宮、軍港、要塞(ようさい)地帯などの外側300間(約540メートル)以内は鉱区禁止区域であった。[宮田三郎]

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