日本歴史地名大系 「大品山」の解説 大品山おおしなやま 富山県:上新川郡大山町大品山大山町にある。鍬崎(くわさき)山から北西へ張出した山稜の一角にそびえ、標高一四〇四メートル。段落ある地勢を古語でシナといい、大品山の山塊が常願寺川に向かって大傾斜している地形から山名が生じたのであろう。その傾斜面に県営ゴンドラスキー場が造成された。ゴンドラの終点から遊歩道を伝って大品山に登ることができる。ゴンドラの西に極楽坂(ごくらくざか)スキー場、東に粟巣野(あわすの)スキー場が造成され、三スキー場が相並び、冬季はスキー客で賑わう。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by