大回転(読み)ダイカイテン(その他表記)giant slalom

翻訳|giant slalom

デジタル大辞泉 「大回転」の意味・読み・例文・類語

だい‐かいてん〔‐クワイテン〕【大回転】

大回転競技」の略。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「大回転」の意味・わかりやすい解説

大回転
だいかいてん
giant slalom

アルペンスキー種目の一つ。地形の変化に対応する技術力が求められる。 1952年のオスロオリンピック冬季競技大会から正式種目となった。旗門で規定されたコースを滑り,その所要タイムの優劣を競う。コースは標高差男子 250~400m,女子 250~400mで,起伏のある斜面が選ばれる。旗門は赤,青の2色旗で交互に置かれる。その間隔は 10m以上,幅4~8m。旗門数は標高差の 11~15%。競技では1分間隔のスタートがとられ,旗門の内側を結ぶラインを両足で通過しないと失格になる。通常,異なるコースを2回滑り,その合計タイムで順位を決める。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「大回転」の意味・わかりやすい解説

大回転
だいかいてん
giant slalom

スキーアルペン競技一種

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の大回転の言及

【スキー】より

…第2次大戦後の56年の第7回大会(コルティナ・ダンペッツォ)には猪谷千春が回転で2位に入賞した。1位のオーストリアのザイラーToni Sailerは,大回転,滑降でも優勝し,アルペン三冠王となった。72年には札幌でオリンピックを開催,70m級ジャンプで笠谷幸生,金野昭次,青地清二が金,銀,銅メダルを獲得,ジャンプ王国ノルウェーを破って完勝した。…

※「大回転」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android