大土村(読み)おおづちむら

日本歴史地名大系 「大土村」の解説

大土村
おおづちむら

[現在地名]山中町大土町

動橋いぶりはし川最上流部にある山村で、集落も標高約二二〇メートルの地にあり、下流今立いまだち村の集落から四キロ以上も離れている。正保郷帳によると高九五石余、田方一町五反余・畑方五町七反余、物成高二六石余。「江沼志稿」でも村高はあまり変わらず、小物成は山役二一匁余・炭役四八匁余で、家数三一・人数一一一、鎮守は天満社(現大土社)。林業と製炭が主で、昭和初年の調査でも村の九割が製炭に従事していた(東谷奥村誌)。村の奥に一の原いちのはら・二の原・三の原という谷間があり、付近の炭竈から鉛が流出したことがあったという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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