山中町(読み)やまなかまち

日本歴史地名大系 「山中町」の解説

山中町
やまなかまち

面積:一五四・三九平方キロ

大聖寺だいしようじ川と動橋いぶりはし川の上流山間地域で、北西は加賀市、北東は小松市に接し、南は大日だいにち山系の一〇〇〇メートル級の山々により福井県丸岡まるおか町・勝山かつやま市と境する。ほぼ大聖寺川沿いに国道三六四号が通じ、山中温泉が町の中心。同川の最上流地域は、冬は深雪地帯となり過疎化が急激に進行している。大聖寺川左岸段丘に縄文時代の集落遺跡がある。古代以来江沼郡の奥地で、日置へき神社が式内社に比定されている。慶長五年(一六〇〇)加賀藩の支配となり、寛永一六年(一六三九)大聖寺藩成立により同藩領となる。


山中町
やまなかちよう

中京区夷川通高倉西入

東西に通る夷川えびすがわ(旧冷泉小路)の両側町。夷川通間之町あいのまちを挟んで東西に分れる。

平安京の条坊では、町の南側が左京二条四坊三保四町の北及び、北側は冷泉小路上にあたる。

町名は、寛永一四年(一六三七)洛中絵図に「山中町」とあり、筆描図系では以降変化はない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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