大地山遺跡(読み)おおじやまいせき

日本歴史地名大系 「大地山遺跡」の解説

大地山遺跡
おおじやまいせき

[現在地名]土居町天満 大地山

天満てんま地区の山塊の東端に残る高さ六〇メートルの独立丘大地山にあり、ここは海陸ともに眺望よく、いまも土居町をほぼ見渡せる景勝地である。

この山丘の中央鞍部のやや西寄りから弥生後期の石剣の特異型のものが、昭和三五年(一九六〇)一二月大地山造園工事の際に出土した。これと同時に表土下約五〇センチから扁平で両側に打欠きのある石錘状のもの三点も伴出した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む