大地遺跡(読み)だいちいせき

日本歴史地名大系 「大地遺跡」の解説

大地遺跡
だいちいせき

[現在地名]岩倉市大地町 西野合

標高七・五メートル付近に位置する弥生時代の集落遺跡。昭和二三年(一九四八)縄文土器のような文様を有し、頸部以下は弥生土器の形態をした壺形土器(県指定文化財)が発見され、接触土器とよばれ学界論議をよんだ。同二六年の発掘調査によって弥生中期前半に属する精製土器で、尾張平野北部を中心に分布することが判明。以後この土器群は大地式土器と称されるようになった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む