大塚勇三(読み)オオツカユウゾウ

デジタル大辞泉 「大塚勇三」の意味・読み・例文・類語

おおつか‐ゆうぞう〔おほつかユウザウ〕【大塚勇三】

[1921~2018]児童文学者・翻訳家。満州の生まれ。リンドグレーン作品マーク=トウェーンの「トム=ソーヤーの冒険」などの翻訳を手がけた。モンゴル民話再話した「スーホの白い馬」でも知られる。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大塚勇三」の解説

大塚勇三 おおつか-ゆうぞう

1921- 昭和後期-平成時代の翻訳家。
大正10年1月27日中国安東生まれ。昭和32年から41年まで平凡社につとめ,瀬田貞二を知って児童文学の翻訳をはじめる。ドイツ,北欧,英語圏の現代の作品を手がけ,41年「リンドグレーン作品集」,43年プロイスラー「スーホの白い馬」の翻訳で産経児童出版文化賞。東京帝大卒。訳書はほかにリンドグレーン「長くつ下のピッピ」など。

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