大塚惟明(読み)オオツカ コレアキ

20世紀日本人名事典 「大塚惟明」の解説

大塚 惟明
オオツカ コレアキ

明治・大正期の実業家 南海鉄道社長;大阪市議。



生年
元治1年4月2日(1864年)

没年
昭和3(1928)年12月28日

出生地
肥後国(熊本県)

経歴
14歳で上京し東京府立第一中学校から大学予備門に進むが、キリスト教の影響を受け、大阪の聖テモテ学校、東京三一神学校で学ぶ。牧師となり、大阪聖ヨハネ教会に勤務。のち実業家に転向、明治25年山陽鉄道に入り、重役を務める。讃岐鉄道運輸主任・総支配人も務め、28年南海鉄道専務、43年社長に就任。大正4年片岡直輝に職を譲り阪堺軌道との合併奔走、鉄道事業に敏腕を振るった。千日土地建物取締役、大阪市議も務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大塚惟明」の解説

大塚惟明 おおつか-これあき

1864-1928 明治-大正時代の実業家。
元治(げんじ)元年4月2日生まれ。大阪の聖テモテ学校,東京三一神学校でまなぶ。牧師となり,大阪聖ヨハネ教会に勤務。明治25年山陽鉄道にはいり重役をつとめ,43年南海鉄道社長。大阪市会議員。昭和3年12月28日死去。65歳。肥後(熊本県)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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