大安町(読み)だいあんちよう

日本歴史地名大系 「大安町」の解説

大安町
だいあんちよう

面積:四四・七二平方キロ

員弁郡の南西部にあり、東端を員弁川が西北から東南方向に流れる。対岸は員弁町・東員とういん町であり、北はあお川を隔てて北勢ほくせい町に、南は三重郡菰野こもの町に接する。西部は鈴鹿山脈りゆうヶ岳(一〇九九・六メートル)以下の山嶺で、その西は滋賀県となる。中部は台地、東部が員弁川の河谷平野。先史遺跡や古墳の集中にみられるごとく、この辺り一帯の開発は古く、古代大安寺(現奈良市)と関係が深く、町名はこれにちなんで付けられた。東部の平野は肥沃で、米作のほか養蚕・製茶が行われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む