大家本郷(読み)おおえほんごう

日本歴史地名大系 「大家本郷」の解説

大家本郷
おおえほんごう

[現在地名]大田市大代町大家(おおしろちようおおえ)

新屋(にいや)村の西に位置し、西は荻(おぎ)村(現温泉津町)、南は邑智(おおち)郡南佐木(みなみさき)村(現川本町)、北は矢滝城(やたきじよう)山を境に西田(にした)村(現温泉津町)。「和名抄」に載る邇摩(にま)郡大家郷の遺称地で、中世は大家庄のうち大家東(おおえひがし)郷に含まれた。慶長五年(一六〇〇)九月二五日、徳川家康は石見国に三ヵ条の禁制(吉岡家文書)を発しているが、この禁制に表示された七ヵ村の筆頭に大家村があげられている。大家村は大家庄の中心をなした大家本郷の地域をさしたものとみられ、石見銀山確保上の要地と認識されていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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