大富善好(読み)おおとみ ぜんこう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大富善好」の解説

大富善好 おおとみ-ぜんこう

?-? 室町-戦国時代の茶人。
京都の人。村田珠光(じゅこう)にまなぶ。珠光香炉,交趾(コーチ)茶碗などの名物所蔵。「松屋会記」によれば,千宗易(利休)所蔵の茶道具に善好の香炉がある。陰陽(おんよう)術にも精通していた。名は善幸ともかく。号は徳斎,沙界

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例