大山遺跡（読み）おおやまいせき

日本歴史地名大系 「大山遺跡」の解説

大山遺跡
おおやまいせき

[現在地名]伊奈町小室 大山

大宮台地の北東端に位置し、東側は浅い谷に、西側は細長い開析谷に囲まれた台地先端部に立地する。標高は一〇―一五メートル。発掘調査は昭和四七年（一九七二）から同五七年の間に六回にわたり実施。当遺跡は俗称カナクソ山といわれており、製鉄関係遺跡の存在が推測された。台地上からは旧石器時代のナイフ形石器が発見された。竪穴住居跡は縄文時代中期一六・古墳時代三九・奈良―平安時代五一。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

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