精選版 日本国語大辞典 「大島吉綱」の意味・読み・例文・類語 おおしま‐よしつな【大島吉綱】 江戸初期の槍術家。槍術大島古流の祖。通称伴六。美濃(岐阜県)の人。はじめ加藤清正、のち紀州家に仕え朝鮮の役などに軍功があった。天正一六~明暦三年(一五八八‐一六五七) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大島吉綱」の解説 大島吉綱 おおしま-よしつな 1588-1657 江戸時代前期の槍術(そうじゅつ)家。天正(てんしょう)16年生まれ。美濃(みの)(岐阜県)の人。外祖父大島光義の養子となる。槍の名手として知られ,前田利長にしたがい大坂冬の陣で活躍。のちに柳生宗矩(むねのり)の推挙で紀伊(きい)和歌山藩主徳川頼宣(よりのぶ)につかえ,大島流の開祖となった。明暦3年11月6日死去。70歳。本姓は横江。通称は新八,雲平,伴六。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例