大庭二番村(読み)おおばにばんむら

日本歴史地名大系 「大庭二番村」の解説

大庭二番村
おおばにばんむら

[現在地名]守口市佐太西さたにし町一丁目・佐太中さたなか町三―五丁目など

単に二番村ともいう。一番村の西南にあり、西は淀川で限られる。集落は文禄堤の京街道沿いおよび街道から東に入ったところにある。文禄三年(一五九四)一一月に片桐且元奉行検地が行われたが(「村明細帳」奥沢家文書)検地帳は伝わらない。正保郷帳の写とみられる河内国一国村高控帳によれば高三七一石余、山城淀藩永井尚政領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android