大庾嶺(読み)タイユレイ

デジタル大辞泉 「大庾嶺」の意味・読み・例文・類語

たいゆ‐れい【大庾嶺】

中国江西省広東省との境にある山。代に張九齢が梅を植えて梅嶺と名づけ、名所となった。だいゆれい。ターユイリン。

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精選版 日本国語大辞典 「大庾嶺」の意味・読み・例文・類語

たいゆ‐れい【大庾嶺】

  1. ( 「たいゆうれい」とも ) 中国南東部、江西湖南広東広西の省境を走る南嶺山脈東端の山。五嶺の一つ。古くから華中華南を結ぶ要路として知られた。唐代、張九齢が新道を開いて梅を植えて梅嶺と名づけ、名所となった。大庾。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「大庾嶺」の意味・わかりやすい解説

大庾嶺
だいゆれい / ターユイリン

中国南東部、江西省と広東(カントン)省の省境にある山脈。南嶺(なんれい)(山脈)の最東部に位置する。

[編集部]

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世界大百科事典(旧版)内の大庾嶺の言及

【広東[省]】より

…後,嶺南東道が分置された。この時期に大庾嶺越えの陸路とベトナムへ至る水路が開設された。五代十国時代には南漢国が建てられた。…

※「大庾嶺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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