大弓(読み)だいきゅう

精選版 日本国語大辞典 「大弓」の意味・読み・例文・類語

だい‐きゅう【大弓】

〘名〙 大きな弓。また、半弓楊弓に対してふつうの弓。長さは七尺五寸(約二・二五メートル)を通常とする。
談義本・当世穴穿(1769‐71)三「先ヅ結会は、松竹梅の風流に組合を分て、大弓(ダイキウ)のくじまと射けしから、割出した物」 〔春秋左伝‐定公八年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「大弓」の意味・読み・例文・類語

おお‐ゆみ〔おほ‐〕【大弓/×弩】

大きな弓。昔、石をはじき飛ばした大形の弓。弩弓どきゅう石弓いしゆみ。〈和名抄

だい‐きゅう【大弓】

長さ7尺5寸(約2.25メートル)の普通の弓。半弓・楊弓ようきゅうなどに対していう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android