共同通信ニュース用語解説 「大戦中の略奪美術品」の解説
大戦中の略奪美術品
ナチス・ドイツがユダヤ人や周辺国の美術館などから略奪した美術品。ホロコースト(大量虐殺)の一環としてユダヤ文化を消滅させようとする狙いがあったとみられる他、金銭的な目的やヒトラーの所有欲といった側面があったとされる。旧ソ連軍も、戦利品として持ち帰り、売買などを通じて世界中に拡散した。ドイツと国境を接するポーランドでは、略奪や破壊の被害が出た美術品、書籍などは50万点以上と推定されている。
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