共同通信ニュース用語解説 「大手電力の不正閲覧」の解説
大手電力の不正閲覧
複数の大手電力会社が、ライバル関係にある新電力の顧客情報を不正に閲覧していた問題。大手電力と送配電子会社が顧客情報を共有することは原則禁止されているが、アクセス権限を持たない大手電力の小売部門の社員が送配電会社のシステムを通じ見ていた。関西電力は自社の営業活動に利用していた。昨年12月以降に相次いで発覚。経済産業省は23年4月、関電や九州電力など子会社を含む5社に業務改善命令を出した。
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