大明頭巾(読み)ダイミンズキン

デジタル大辞泉 「大明頭巾」の意味・読み・例文・類語

だいみん‐ずきん〔‐ヅキン〕【大明頭巾】

紫縮緬むらさきちりめん袖頭巾宝暦(1751~1764)のころ大坂女形俳優中村富十郎が、江戸防寒のために作ったといわれる。初期には男性も用いたが、のちには女性専用となった。御高祖おこそ頭巾

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精選版 日本国語大辞典 「大明頭巾」の意味・読み・例文・類語

たいみん‐ずきん‥ヅキン【大明頭巾】

  1. 〘 名詞 〙 宝暦年間(一七五一‐六四)、大坂の女形俳優中村富十郎が江戸へ来たとき、寒風を防ぐために作ったという頭巾。後に「おこそ頭巾」と呼ばれ、初期には男も用いた。〔随筆・筠庭雑考(1843)〕
    1. 大明頭巾〈我衣〉
      大明頭巾〈我衣〉

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