日本歴史地名大系 「大本村」の解説 大本村おおもとむら 福井県:今立郡池田町大本村[現在地名]池田町大本部子(へこ)山を源流とする籠掛(かごかけ)川が稗田(ひえだ)川・尾緩(おだるみ)川を合して部子川に注ぐ付近にある。東は東青(ひがしあお)村、南は籠掛村、北東は日方(ひなた)村。慶長一一年(一六〇六)頃の越前国絵図に記される「池田部子谷村」を分割してできた村。村名は正保郷帳にみえ、田方一一石余・畠方三一石余。元禄郷帳では四四石余、「越前国名蹟考」や天保郷帳では七三石余と増加し、枝村として「越前国名蹟考」に「尾駿」「火ノ坪」が記される。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報