大朴玄素(読み)だいぼく げんそ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大朴玄素」の解説

大朴玄素 だいぼく-げんそ

1288-1346 鎌倉-南北朝時代の僧。
正応(しょうおう)元年生まれ。臨済(りんざい)宗。釣叟玄江(ちょうそう-げんこう)の法をつぐ。元(げん)(中国)にわたり13年間修行,真覚広慧大師の号をおくられる。帰国後,播磨(はりま)(兵庫県)に円応寺をひらき,のち豊後(ぶんご)(大分県)崇祥寺の住持となった。貞和(じょうわ)2=興国7年1月28日死去。59歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android