日本歴史地名大系 「大森寺」の解説 大森寺だいしんじ 愛知県:名古屋市守山区大森村大森寺[現在地名]守山区大森字弁天洞(べんてんほら)にある。興旧山と号し、浄土宗。本尊阿弥陀如来。寛永一一年(一六三四)徳川義直の室歓喜院が没したので、その菩提を弔うために同一四年江戸小石川の伝通(でんづう)院内に歓喜院を営んだ。その子光友が二代藩主になるに及び、寛文二年(一六六二)(一説に同元年)江戸より大森(おおもり)村に歓喜院を移して伽藍を建立し、興旧山歓喜院大森寺と名付け、信誉大竜を開山に迎え、二〇〇石の黒印領を寄せた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by