大橋東堤(読み)おおはし とうてい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大橋東堤」の解説

大橋東堤 おおはし-とうてい

?-? 江戸時代中期の書家
京都の人。明和-安永(1764-81)ごろに活躍。当時名のある書家は七十余人いたが,第一人者といわれた。門弟に,草書をまなぶときは,無我心境筆意天地の自然にゆだねよ,その心境にいたるためには心をただせ,とおしえた。名は富之。字(あざな)は子教。通称は小左衛門。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android