大江山帯(読み)おおえやまたい

最新 地学事典 「大江山帯」の解説

おおえやまたい
大江山帯

Oeyama Belt

西南日本内帯の地質構造単元の一つで,原生代後期末から古生代前期に形成された海洋マントル構成岩を主とする。西南日本内帯の構造的最上位を占め,蓮華帯秋吉帯に衝上する。大江山オフィオライトとも呼ばれるが,オフィオライトの火成層序は保存されていない。同帯を構成する諸岩体は,京都府大江山地域,兵庫県関宮・出石いずし地域から鳥取県若桜わかさ地域へと,東西方向に配列し,中国山地中央部にも分布する(多里・三坂,足立など)。主として蛇紋岩化した溶け残りマントルかんらん岩(大江山を除いてハルツバージャイトが卓越,一部でダナイトクロム鉄鉱岩,まれにひすい輝石岩や角閃岩を伴う)から構成され,しばしば斑れい岩体・ドレライト脈を伴う。地質学的な類似性から,北九州や長崎県野母のも半島の蛇紋岩体も大江山帯とされる。

執筆者:

参照項目:大江山オフィオライト

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む