大沢瓦窯址(読み)おおさわがようし

日本大百科全書(ニッポニカ) 「大沢瓦窯址」の意味・わかりやすい解説

大沢瓦窯址
おおさわがようし

宮城県宮城郡利府(りふ)町春日(かすが)の大沢、瓦焼場にある平安前期の瓦窯址群。1936年(昭和11)東北大学法文学部奥羽史料調査部(内藤政恒(まさつね))によって5口の窯址が発掘された。窯(かま)の平面は舟底形で、それぞれ長さ7メートル、幅1メートル前後の半地下式無階無段登窯(のぼりがま)である。出土の鐙瓦(あぶみがわら)、宇瓦(のきがわら)の文様から、瓦は多賀城(たがじょう)、陸奥国分寺(むつこくぶんじ)、同尼寺に供給されたことが知られる。本窯址の発掘は関東、東北における窯址の学術的調査の先駆として学史的に価値が高い。

[大川 清]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

[名](スル)1 別の衣服に着替えること。特に夏冬の季節に応じて改めること。平安時代には、陰暦4月1日、10月1日に行われた。江戸幕府では、このほかに5月5日・9月9日などにも着替える定めがあった。現...

衣替えの用語解説を読む