鐙瓦(読み)アブミガワラ

精選版 日本国語大辞典 「鐙瓦」の意味・読み・例文・類語

あぶみ‐がわら‥がはら【鐙瓦】

  1. 〘 名詞 〙 屋根瓦の一つ。平瓦と丸瓦とを交互に並べた本瓦葺(ほんがわらぶき)で、丸瓦の軒先になる瓦。形が馬具壺鐙に似るところからいう。軒先の円板(瓦当)に、蓮花、巴(ともえ)定紋(じょうもん)などの装飾が施してある。文様によって巴瓦(ともえがわら)花瓦(はながわら)軒丸瓦という。
    1. [初出の実例]「鐙瓦参伯枚」(出典:正倉院文書‐天平勝宝八年(756)八月一四日・造東大寺司牒解)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「鐙瓦」の意味・わかりやすい解説

鐙瓦【あぶみがわら】

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む