大港神社(読み)おおみなとじんじや

日本歴史地名大系 「大港神社」の解説

大港神社
おおみなとじんじや

[現在地名]境港市栄町

さかい村集落の中央、海岸近くに鎮座。旧郷社。品田和気尊・大帯姫尊・武内宿禰命などを祀る。近世には正八幡宮と称し、寛政八年(一七九六)の会見郡神社改帳(県立図書館蔵)には高良神(神体正八幡)・武内宿禰(同上)を本社に祀るとある。「伯耆志」によると社の背後に代台寺と称する神宮寺があったが、慶長年中(一五九六―一六一五)廃絶、今は跡のみが残るという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android