大滑(読み)オオナメ

デジタル大辞泉 「大滑」の意味・読み・例文・類語

おお‐なめ〔おほ‐〕【大滑】

馬具一つで、くらの下に敷くなめの大形のもの。唐鞍からくらに用い、美しく飾った縁どりをしてある。はだつけ。

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精選版 日本国語大辞典 「大滑」の意味・読み・例文・類語

おお‐なめおほ‥【大滑】

  1. 〘 名詞 〙 ( 滑(なめ)が大形なことによる ) 馬具の名。唐鞍(からくら)移鞍(うつしぐら)鞍橋(くらぼね)の下に敷く下鞍一種。ただつけ。なめ。
    1. 大滑
      大滑
    2. [初出の実例]「浅黄手綱、無文革大滑等」(出典:餝抄(1238頃)下)

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