大熊 長次郎
オオクマ チョウジロウ
大正・昭和期の歌人
- 生年
- 明治34(1901)年6月7日
- 没年
- 昭和8(1933)年1月21日
- 出生地
- 東京府八王子町
- 経歴
- 印刷局職工、水政会事務員などを勤務する。大正7年「アララギ」の会員となり、古泉千樫に師事する。14年「蘭奢待」を刊行。昭和2年「青垣」を創刊した。他の歌集に「真木」があり、没後「大熊長次郎全歌集」が刊行された。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
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大熊長次郎 おおくま-ちょうじろう
1901-1933 大正-昭和時代前期の歌人。
明治34年6月7日生まれ。古泉千樫(ちかし)に入門。師の没後の昭和2年橋本徳寿らと「青垣」を創刊。印刷局工員などの職を転々とし,新しき村やトルストイに関心をしめした。貧困のうちに胸を病み,昭和8年1月21日自殺。33歳。東京出身。歌集に「蘭奢待(らんじゃたい)」「真木」など。
【格言など】遠くゐるものをぞおもへ篠懸(すずかけ)の枯葉をたたく雨はひそかに(「蘭奢待」)
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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