大熊長次郎(読み)おおくま ちょうじろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大熊長次郎」の解説

大熊長次郎 おおくま-ちょうじろう

1901-1933 大正-昭和時代前期の歌人
明治34年6月7日生まれ。古泉千樫(ちかし)に入門。師の没後の昭和2年橋本徳寿らと「青垣」を創刊。印刷局工員などの職を転々とし,新しき村やトルストイ関心をしめした。貧困のうちに胸を病み,昭和8年1月21日自殺。33歳。東京出身。歌集に「蘭奢待(らんじゃたい)」「真木」など。
格言など】遠くゐるものをぞおもへ篠懸(すずかけ)の枯葉をたたく雨はひそかに(「蘭奢待」)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android