大熊鵬(読み)おおくま ほう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大熊鵬」の解説

大熊鵬 おおくま-ほう

1871-? 明治時代の軍事諜報(ちょうほう)員。
明治4年生まれ。23年荒尾精(あらお-せい)の日清貿易研究所(諜報活動機関)設置をきき上海にわたる。日清戦争がはじまると,現地情勢をさぐり報告。帰国後,陸軍通訳官となり猪田正吉らと花園口に上陸,明治27年10月敵状偵察に出発し行方不明。福岡県出身。幼名は常太郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android