すべて 

大牧新田(読み)おおまきしんでん

日本歴史地名大系 「大牧新田」の解説

大牧新田
おおまきしんでん

[現在地名]養老町大巻おおまき

大牧村の南に開発された新田村。南は石津いしづ高柳たかやなぎ新田。東を揖斐いび川が南流し、同川を挟んで今尾いまお(現海津郡平田町)に対する。安八あんぱち郡に属する。「濃州徇行記」によると大牧村の草野・葭地に万治元年(一六五八)堤を築き、同一二年と翌年で中堤を築き開発された。「新撰美濃志」によると大牧村鬼頭氏の開発という。元禄郷帳には村名がみえるが無高で尾張藩領。「濃州徇行記」には開発後の村況を「高はあれども年貢見取にて納め高にては不納、役銀其外高にかかるべき御用は高にて勤め、他向へは大牧新田と云事はなく高百五十八石の大牧村にて御用取扱来れり」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 大巻村 石津 安八
すべて 

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む