大的場(読み)おおまとば

日本歴史地名大系 「大的場」の解説

大的場
おおまとば

[現在地名]高松市浜ノ町

JR高松駅西方の海浜の称。文化年間(一八〇四―一八)の城下図によると、堀川ほりかわ港の西にある御船蔵と蓮華れんげ寺の間に大的場の地名があり、その西にいと(糸撚浜とも)が続いていた。南ははまノ丁武家屋敷。寛永二〇年(一六四三)松平頼重が家臣今泉八太夫に命じて当地で藩士水泳を教えさせ(英公実録)以後藩士の水泳訓練所となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報