デジタル大辞泉 「大破」の意味・読み・例文・類語 たい‐は【大破】 [名](スル)1 物がひどくこわれること。また、ひどくこわすこと。「事故で車体が大破する」→中破 →小破2 相手をひどく打ち負かすこと。「エースを欠いた相手チームを大破する」[類語]倒壊・全壊・丸潰れ 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「大破」の意味・読み・例文・類語 たい‐は【大破】 〘 名詞 〙① 物がひどくこわれること。また、物をひどくこわすこと。⇔小破。[初出の実例]「兼又至二有封社一者、任二代々符一小破之時且加二修理一、若及二大破一、言二上子細一、随二于其左右一可レ有二其沙汰一矣」(出典:御成敗式目(1232)一条)「当社御覧のとをり大破(タイハ)につきまして」(出典:滑稽本・東海道中膝栗毛(1802‐09)八)② 転じて、定まった状態やきまりが乱れること。[初出の実例]「世間之儀大略可及大破歟」(出典:実隆公記‐永正五年(1508)四月一四日)③ 相手を大いに打ち破ること。また、相手に大いに打ち破られること。〔史記‐范雎伝〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例