日本歴史地名大系 「大磧神社」の解説 大磧神社おおかわらじんじや 長野県:下伊那郡大鹿村大河原村大磧神社[現在地名]大鹿村大河原 市場大河原(おおかわら)の中心地市場(いちば)にある。祭神は建御名方命。平安時代の手法による四体の神像を有する。当社のほかに、文満(ぶんま)にある松平(まつだいら)神社も僧形八幡像をはじめ四体の神像を有し、小渋(こしぶ)川上流釜沢(かまさわ)の釜沢神社も一体の八幡像を神体としている。いずれも檜ないしは桂の一木造の男神像で、技法は荒削りで田舎びて稚拙であるが、藤原期の手法によるものとされている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by